2026年4月のPLCリアルワークショップを開催しました。テーマは「CursorでAI発信自動化とアプリ作成実践」
ファネルマーケターの田中祐一です。
2026年4月18日、3ヶ月に1回のPLCリアルワークショップを開催しました。今回のテーマは「CursorでAI発信自動化とアプリ作成実践」。会場とオンラインのハイブリッドで、たっぷり5時間です。午前中には初心者向けのCursor勉強会も別枠で開かれていて、朝からAI一色の一日になりました。

当日の様子は、動画でもご覧いただけます。
開発中の「ファネル分析アプリ」を初公開しました
まず冒頭で発表したのが、4月頭からずっと作っていたPLC向けアプリの話です。
僕らのプロモーションって、広告・ファネル・セールスの数値が全部バラバラなんですよね。「この数字はセールス担当に聞かないと分かりません」と言われるたびに、コンサルできる範囲に限界を感じていました。それを一気通貫で見られる仕組みにしたい——実はこの構想、4年前に2億円と3年間をかけて挑戦して、形にならなかったものなのです。開発会社さんと17名体制で作って、それでもダメだった。
それが今回、AIの力を借りたら5日間で形になってしまいました。AIに「これいくらの価値?」と聞いたら「1億3000万円ぐらい」「開発会社に頼めば1年半以上かかる」と言われました。リップサービスかもしれないですけどね。4年間の失敗経験があったからこそ、AIに的確に「やれやれ」と指示できた、というのが本当のところかなと。
もうひとつ、機能よりも大事だと思っているのがデータです。機能は真似できても、コミュニティに積み上がっていくデータは誰にも真似できません。ここがこれからの差別化になると考えています。
実演①: 5分の音声から、メルマガとブログが自動でできるまで
実演もやりました。ひとつ目は発信の自動化です。
やったことはこれだけ。スマホで5分だけ音声を録る。そのURLをAIとのチャットに貼って、「書き起こしからメルマガとブログ執筆まで」と音声でお願いする。以上です。
数分後には、僕の文体そのままのメルマガとブログの下書きが上がってきました。読者への案内文まで、指示していないのに勝手に入っている。ブログのほうはヘッダー画像の生成から下書き投稿まで終わっていました。かかった手間は「5分の音声と、0分の作業」です。
なぜ僕の文体になるかというと、事前に僕のメルマガの書き方や言葉遣いのデータを読み込ませてあるからです。ここを省くとAI丸出しの文章になる。ひとつ確信しているのは、AIだけで作ったコンテンツは反応が悪いということ。AI時代に、AIっぽくなく、AIをめっちゃ使う。ここが勝負どころですよね。
ちなみにこの実演、iPhone写真の形式変換だけ失敗しました(笑)。うまくいかないところまで含めて見てもらうのが一番リアルかなと思っているので、この失敗はそのまま次の実演の題材にしました。
実演②: 音声の指示だけで、その場でアプリをひとつ開発
ふたつ目は、さっき失敗した「iPhone写真の変換」を解決するアプリを、その場で作る実演です。やったことは「iPhoneの写真をJPEGに変えてダウンロードできるアプリを作って」と話しかけただけ。
途中、AIが「ダブルクリックして起動してください」と人任せにしてくるので、「僕はダブルクリックができません。あなたが起動してください」と押し返す。1回目の変換はエラー。エラー画面をキャプチャして「わかんないことが起きたけど、なんとかして」と投げる。バージョン1.2で、無事に動きました。
会場に一番見てもらいたかったのは、この「お願い力」です。みんなAIに優しすぎるんですよ。「動きませんでした」で止まらずに、「なんとかできないの?」ともう一回聞く。ドラえもんののび太くんみたいに「こういうのがしたい、なんとかして」と言えるかどうかが、AI活用の分かれ目だと思っています。
実演③: 自分の「言葉」をAIのスキルにする
三つ目は、決まった作業手順をAIに記憶させる「スキル」づくりです。僕は普段、グループコンサルが終わると、書き起こし→議事録→受講生ごとの履歴フォルダへの格納→完成通知までを、ひとつのスキルとして自動で回しています。
当日は「田中祐一の言葉」というスキルをその場で作りました。メルマガのマニュアルと、口癖や改行のクセまでまとめた「言葉遣い集」を読み込ませる。試しに、AIが書いたウィキペディアみたいな堅いドバイ解説文を渡したら、ちゃんと僕の口語体に書き直してくれました。一度作れば、「あのスキルで」と言うだけで何度でも同じ品質を再現できます。
メインは「2時間でアプリをひとつ作る」ペアワーク
後半はいよいよ実践です。まず、テーブルごとに「AIでこういうことができたら、ビジネスがもっと面白くなるよね」という妄想をシェアするワーク。そこから二人一組で、実際にアプリかスキルをひとつ作ってみるメインワークに入りました。
Cursorをまだ入れていない人は、ペアの壁打ち役・アイデア出し役に回ればいい。自分のアイデアが浮かばない人は、相手が欲しいもののプロトタイプを作ってあげればいい。ここでも「全員で勝つ!」です。あちこちのテーブルで「動いた!」という声が上がっていました。
質疑で多かったのは「配布したツールの使い方が分からない」という質問。答えはシンプルで、AI本人に「これ何?どう使うの?」と聞いてください。説明書を読む時代は、終わりつつあります。
締めは恒例の情報交換会
最後は25分×3回転の情報交換会。この3ヶ月でやったこと・うまくいったこと・つまずいていることをシェアして、お互いに好き勝手にアドバイスし合う時間です。最後の1回転はコンテンツホルダーとプロデューサーに分かれて、それぞれの立場の悩みを深掘りしました。
PLCは、実践したことをどんどんシェアし合って、みんなで一緒に成長していくコミュニティです。まだ何もできていない人こそ、つまずきをシェアすることに価値があるのです。何をすればいいか分からなくなったときは、添削物がなくても気軽にグルコンに相談に来てくださいね。
次回は7月、恒例の感謝祭です
7月は毎年恒例のPLC感謝祭を予定しています。一昨年はハロウィンの仮装でクルージング、去年は屋形船でした。今年はどうしようかなと、いままさに企み中です。10月のワークショップは大阪開催の予定。
PLCについてくわしくは PLCの紹介ページ をご覧ください。
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