PLC

2025年4月のPLCリアルワークショップを開催しました。テーマは「失敗の美学と、ユーメッセージ実践」

ファネルマーケターの田中祐一です。

2025年4月19日、3ヶ月に1回のPLCリアルワークショップを開催しました。会場は田町。実は僕が会社員3〜5年目に働いていた、思い出の街です。前回の1.5倍以上入る会場に、初参加の方も20名以上。オンライン併用のハイブリッドで、コンテンツホルダーとプロデューサーがだいたい6:4という顔ぶれでした。

冒頭に宣言したのは、リアルの位置づけです。**教えるのはオンラインでいい。リアルは情報交換と交流の場。**この方針で、当日は講義よりもワークとインタビューとシェア会に時間を割きました。

当日の様子は、ダイジェスト動画でもご覧いただけます。

失敗の美学——「魅力とは、失敗経験の量」

最初のテーマはマインドセットです。僕の結論はシンプルで、「AとBで迷うなら、両方やる」。悩んでいる時間が一番もったいない。正解を当てにいくのではなく、検証するのです。

そして、人としての魅力は失敗経験の量で決まると思っています。選ばれる理由は、人より多く失敗しているから。実例として、僕自身の最近の失敗も公開しました。採用のためにLP・ステップ配信・面談フォームを全部自作して広告をかけた「採用ファネル」の実験——応募はたくさん来たのに、最終的な採用は0名です(笑)。でもこの実験で得た学びは、次の打ち手にぜんぶ活きています。

AI時代に人間に残るのは、人間性・失敗経験・レスポンスの早さ。分析はAIがやってくれる時代だからこそ、失敗を語れる人が強いのです。

見ている世界を広げる——ファネルは「1パネル」にすぎない

ふたつ目のテーマは、ホワイトボードを使った視野の話です。

集客→教育→販売という1本のファネルは、ホワイトボード全体から見ればたった1枚のパネルにすぎません。獲得したリストには、次のセミナー、ライブ、個別相談と、別の切り口で何度もアプローチできる。自動化の仕組みと単発イベントの両輪を回して、リスト全体の価値(LTV)を高めていく。大きな成果を出している人は、必ずこの「全体の絵」を見ています。

たとえるなら、同じ誘い方でデートに誘い続けても飽きられるのと同じです。切り口とコンセプトは、複数持ってください。

実践ワーク: 売り込み文を「ユーメッセージ」に書き換える

3つ目は手を動かすワークです。講座の自慢だらけの「アイメッセージ」なNG文例を配って、3人1組で「ユーメッセージ」に書き換える議論をしてもらい、最後に僕がその場でリライトを実演しました。

ポイントは、アイメッセージが悪いのではなく「出す場所の問題」だということ。個別セールスの最終局面なら自分の話をしていい。でも広告やローンチ動画の1本目でやると、確実に嫌われます。書く前に決めるべきは4つ。誰が・どこで・誰に・どのフェーズで言うのか。

そして技術としては、「何を言うか」よりも「相手がいまどんな気持ちかに沿って言えるか」。僕は27歳の駆け出しの頃、新聞や広告の売り込み文を日常的にユーメッセージへ書き換える練習をしていました。地味ですが、これが一番効きます。

成果報告インタビュー: 「全員が自分のせいだと思うチーム」は強い

後半は、W3(Win-Win-Win)で組んだ受講生チームへの公開インタビューです。夫婦関係の改善をテーマにした講座を、ホルダーさんとプロデューサーさんの二人三脚で育ててきたチームでした。

面白かったのは、改善の軌跡です。当初は深い悩みを抱えた層に向けたLPで伸び悩んでいたのが、「もっと仲良くなりたいのに、やり方が分からない」というポジティブな層へ訴求を切り替えたことで、数字が一変。クリエイティブも、作り込んだデザインより本人の写真1枚のバナーが一番反応が良かったそうです。「この写真を見て申し込みました」という成約者の声まであったとのこと。

セールス面では、プロデューサーが個別相談に同席してその場の臨場感ごとフィードバックする方法や、会員サイトのロープレ動画・トークの型を徹底的に使い込んだ話が出ました。僕の総評はひとつだけ。**集客・成約・コンテンツ、それぞれの担当が「数字が悪いのは自分のせい」と思って改善するチームは強い。**普通は逆になりますから。

締めはシェア会——「僕を頑張らせたいなら、数字で言えばいい」

最後は恒例のシェア会。直近3ヶ月の取り組みを事前記入シートを見せ合いながら、5〜6人組×35分×3クール。最終クールはコンテンツホルダー席とプロデューサー席に分かれて、立場ごとの悩みを深掘りしました。

この日、何度か繰り返した言葉があります。「田中の考えより、数字が正しい」。うちの社内でも「社長の考えより数字が正しい」と言われています(笑)。すべてはテスト。悩む時間があったら、検証を1回増やしましょう。

次回のリアルは7月。浴衣で集まる大きなパーティーを企画中です。PLCについてくわしくは PLCの紹介ページ をご覧ください。

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